バンクーバーで華日調停案が成立

 現地時間で午前、バンクーバーで行われた華日首脳間の会談について、米国の調停案を両国が受け入れる形で合意に達したと、両国首脳は会見を開いた。
 合意内容は下記の通り。
《合意事項》
・11月6日の釣魚群島の日本人上陸事件と、華国海警局の法執行を発端とするアジア太平洋地域における武力衝突は、同地域及び世界の平和、安定、発展に対し極限な不安定をもたらした。大きな影響力を有している華日両国が、厳粛な責任を負っているにもかかわらず、それを怠ったことを反省する。
・華国の排他的経済水域を除く、北緯27度以南の東華海の水域および東華海より南の東経125度30分以西の 水域(協定水域とする)における、華日及びあらゆる第三国による漁業活動及びいかなる警備活動、無害航行行為を一定期間制限する。
・制限期間中の協定水域の警備活動は在日米軍及びアメリカ沿岸警備隊が法に基づきこれを執行する。
・制限解除にあたって、協定の効力施行1年後に開かれる華日協定交渉における協議の結果、仲介者である北アメリカ連邦大統領の承認をもって、制限の解除と協定水域における在日米軍及びアメリカ沿岸警備隊が適切な行使を行う。
・釣魚群島に駐留する人民解放軍部隊は、清華人民共和国の2021年春節(2021年2/10)までに撤退を完了する。
・拘束されている邦人については年内に身柄を日本に引き渡す。
・拿捕した船舶については年内か来年初頭に人民解放軍海軍が佐世保に曳航し引き渡す。

清華社通信

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