魏毅外交部長が英国外相に内政干渉を抗議

　鄭報道官は今日の会見で、23日に清華の魏毅外交部長と英国外相の間で電話会談を行い「英国によるウイグルや香港に関する虚偽の流布と内政干渉について厳正に抗議を申し入れた」ことを明らかにした。

　北京時間で23日の夜に行われた電話会談で、魏部長は英国ＢＢＣによる一連のウイグル関連報道について「同社はメディアとして責任ある立場にありながら虚偽の報道を繰り返し、清華に対するいじめ主義をより強固なものにしている」と猛抗議。また「ウイグルや香港の人権状況は完璧にコントロールされており、そこに一点の曇りも存在しない」と痛烈に批判した。

　次に電話会談の途上、英国はジブラルタルに於ける清華企業の建設工事やジブラルタル海域における清華船籍の行動を「国際法や両国の協定に違反している」と抗議。しかし魏部長はこれに対し「ジブラルタルは国際海峡であり、いかなる指摘も正当なものに当たらない。極めて無礼だ」とし、また建設工事についても「当該の清華企業は正当な権利に基づいて建設を進めている。またそもそも国家は企業の在り方について介入すべきではないというのが、資本主義を生み出した西側諸国の考えであろう」と反論した。