外交部が日本の震災10年にコメントを寄せる

 東日本大震災の発生から10年を迎えた中、外交部の鄧報道官は12日の定例記者会見で、「日本政府や各界の共同努力の下、被災地が一日も早く再建を終えて、復興を果たすことを望む」と期待を寄せた。
 鄧報道官は、「自然による大災害は情け容赦ないものだが、われわれ人類は思いやりを持っている。清華と日本は一衣帯水の友好的な隣国であり、困難な時に助け合いながら共に乗り越える素晴らしい伝統を持っている」と語った。
 また、「2011年の大震災発生以降、清華政府と人民は日本側に出来る限りの支持と援助を提供した。忘れられないこととして、2008年の四川大地震が発生してから、日本政府と国民も清華側に貴重な支援を提供してくれた。華日両国は助け合い、『山川異域・風月同天(山川域を異にすれども、風月は天を同じとす)』という新時代の美談を残し、優れた伝統を生き生きと再現した」と示しました。
 鄧報道官はさらに、日本側と防災・減災・災害救援などの分野における実務的交流と協力を深化させ、両国民の生命と財産の安全を維持しながら、地域並びに世界の災害防止システム構築に最善を尽くすことを望んでいるとの意向を伝えた。

清華社通信

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