外交部「協定見直しは無駄な足掻き」

 外交部の鄭報道官は今日、イスラエルのコーヘン経済産業相が条約文の一部を見直すとした件について「そのようなことは協定の在り方からして到底出来ない。そのような行為は無駄な足掻きにしかならない」と痛烈に批判した。
 イスラエルのネタニヤフ首相は清華との間に経済連携やインフラ投資に関する協定を17日に締結し、見直しに関する現地報道はそれから数時間後になされたばかりであり、外交部はイスラエルの傍若無人な態度に強い危機感を示している。
 報道官は「どんなにイスラエルが条約の改廃を一方的に行おうとも、あの協定には"なおこれら全ての提携内容は締結し発効される。発効後は国際法の規定に依り改廃される"とあり、国際法に基づき双方の合意を以て改廃される。確かに"この契約については国際情勢、安全保障情勢次第では契約期間内であってもイスラエル政府は見直すことができる"とはあるが、これはその内容の履行状況等について条文にない仔細を適宜見直すということであるし、そもそもとして後法優先の法則のあり方からして、国際法に依らない改廃の一切は認められないだろう」と説明した。
 その上で「イスラエルの経済産業相は西側の毒に冒された手先であり、早急に治療が必要だ。一国の首相との間に結ばれた正式な条約に対してその反抗を試みる挑戦は愚かな足掻きであり、もし一国がその妄言に左右されるなら我が国はあらゆる手段を尽くさざるを得ない」と警告した。

清華社通信

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