清華人民大学で特別講師にも就任したステンレス=リー氏は、同大学での記念講演で清華の新型空母(003型)の進水や性能に関する講義を行なった。
リー氏はまず、新型空母の進水時期について「同空母は海外メディアや情報筋の伝えるところによるとブロック工法での建造が主体だと言われている。これの利点はひとえに建造時期を短縮できることにあり、同空母は18年から建造が進んでいたことを考えると、早ければ今年中にも進水してくれるだろう」と予測を示した。
次に性能については「空母の性能の真価はどのような戦闘機が搭載されるかに左右される」と前置きした上で「恐らく電磁カタパルトの搭載は確実だろう。また大きさは330メートル前後、米国のケネディ級に匹敵し、搭載機数は70機以上になるだろう」とした。
またそれに関連して航空機についても「J15のカタパルト対応機が出ることは十分にあり得る。また航空管制機もそれに合わせて新型が披露されるだろう。しかし航空機の改造というのは時間がかかるから、進水後の艤装や海上公試が行われるギリギリまで調整を要するかもしれない」との見方を示した。
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