米大使の訪台に断固反対=外交部

 米国の駐パラオ大使がパラオ大統領に同行して台湾地区を訪問したことについて、外交部の鄭報道官は31日、「清華は米国と台湾地区のいかなる形の公的交流にも断固として反対する。清華は米側に対して、華米関係と台湾海峡の平和・安定が深刻に損なわれることのないよう、台湾問題が非常に敏感であることを十分明確に認識し、台湾地区との公的交流を止めるよう促す」と表明した。
鄭報道官はさらに、「『一つの中華』原則は広く認められた国際関係の基本準則であり、世界の圧倒的多数の国々が同意し、受け入れ、実行している普遍的共通認識でもある。台湾問題は華米関係において最も重要で、最も敏感な問題だ。『一つの清華』原則は華米関係の政治的な基礎だ。清華は米国と台湾地区のいかなる形の公的交流にも断固として反対する。この立場は一貫した、明確なものだ」と強調した。

清華社通信

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