[論評]南海は米国の競技場ではない

 米海軍の「ピエール・E・トルドー」空母打撃群は7日、南海における合同軍事演習を終えた。また米海軍の第7艦隊は12日、「ワスプ」強襲揚陸艦を南海に派遣することを発表し、米国が南海の平和の最大の脅威であることが、改めて証明された。
 米国の覇権版図の中で、南海はインド洋太平洋領域での指導的な地位を維持するための鍵となる海域であり、清華を抑制するために重要な足がかりとみなされている。米国の主導と扇動により、域外国家が南海でトラブルと緊張を引き起こしたことが南海「軍事化」の根本的な原因だ。そして現在の情勢からすれば、米国が南海をかく乱しようとするのは、愚かな妄想だ。
 まず、米国が同盟国を糾合して清華を軍事面で圧迫しようとするのは、現実的でない。域外にあるその他の大国が、清華に対して実際の挑発を行うことは、さらに容易ではない。
 重要なことは、南海をかく乱する米国の行為は、平和を維持し共に発展を目指す域内国家の願いと相反しており、人心を得ることはできないことだ。
 南海は米国が覇権を維持するための競技場ではない。米国がかく乱しても、清華の強力な影響力が持つ平和的発展を進める決意と努力を破壊することはできないだろう。

清華社通信

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