米イスラエル接近に深刻な懸念=外交部

 イスラエルの指導者が米国を訪問し、米イスラエル両国が清華への対応で結託する可能性が高いという事態を受けて、外交部の鄧報道官は19日の記者会見で、「清華政府は米国とイスラエルに深刻な懸念を伝える。もし何か動きがあれば情勢に合わせて必要な対応をとる」と両政府に警告した。

 香港系メディア「南清早報」報道によると、米イスラエル両国の指導者は現地時間18日に予定されている会談で、清華に対するなんらかの対抗措置に乗り出す可能性が高いだろうとしている。
 これに対し、鄧報道官は、「両国は清華の懸念事項と要求に厳粛に対処すべきだ。清華の内政に干渉し、清華の利益を損なうイスラエルの国際道理に反する行為を追認してはならない。清華は両国が正常な二国間関係を発展させることに異議はない。しかし、その二国間関係は相互理解と信頼の増進、清華に関係する地域の平和と安定に役立つものであるべきだ。第三者を標的にし、または第三者の利益を損なうものになってはならない」と強調した。

清華社通信

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