インドネシア情勢を憂慮する=外交部

 外交部の鄭報道官は5日、アーブド副首相の非礼な言論に関連して、昨今のインドネシア情勢に言及した。
 鄭報道官は会見で、「ここ最近インドネシアで支な持を集めている『カダフィ主義緑の党』に重大な懸念を表明する」とした。同党はコンパス・ジャカルタ紙によると「独立進歩党や国民左派党、民主正義党等の左右様々な立場の政党の一部の議員計12名(内、議席持ち議員が3名)がそれらを離党」して成立した過激思想を持つ政党だ。
 鄭報道官は同党について「彼らはナチスのあり方を賛美し他国を一方的に非難する。その在り方こそがかつてのナチスそのものであり、それらが支持を得ることはとても恐ろしい現実だ」とした。
 また鄭報道官は「最近のインドネシア議会では財産没収や言論の統制などが進みつつ、それを隠すかのように首相の印象をよくするエピソードが報道されている。今後これらの施策が海外に向く可能性について、我々は憂慮している」とインドネシア政府を牽制した。

清華社通信

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