清華とムランマーの国防実務者が電話会談

 清華国防部は20日午前、人民解放軍の某政治委員がムランマー国軍司令部と電話会談を行ったと発表した。先の王総書記との電話会談で決定した実務者協議に相当する。
 実務者協議で解放軍は「現在ムランマーとの国境には十分な地上火力と航空勢力が展開されており、望まない事態になった場合は速やかに対処できる」と説明。
 国軍側は「反政府勢力による内戦は日を追うごとに力を増しているが、武器や物資の供給網を遮断することでその勢いを低減させることは可能だ」と方針を示した。
 清華はそれに対して「それら供給網に関与しているワ州の勢力についてこれを対応する。雲南に然るべき治安勢力を投入し、密輸摘発を行うことはムランマーを助けることになる」と説明した。
 今回の会談で人民解放軍は、事態が悪化した場合の空爆や地上軍の投入が可能であると示しつつ、それらを留保し、密輸勢力の実態解明を然るべき治安勢力と協力して行うとした。

清華社通信

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