春節に向け花市場が活況

 春節(旧正月、2022年は2月1日)が近づき、花を扱う各地の市場が今活況を迎えている。
 四川省瀘州市の花市場は、色鮮やかで縁起のよい意味を持つ花で溢れた。種類はコチョウラン、ケイラン、キンカン、ギンヨウセンネンボクなど多くあり、店側は花に「鴻運当頭(=新年の出会いがしらに好運に遭遇)」、「発財金橘(金持ちになって金のミカン)」、さらには「花開如意(思いのままに花開く」などと工夫を凝らしためでたい名で販売する。
 しかし一方で花市場には変化が訪れていると、店主の魯さんは語る「最近は実店舗で買うのと同じくらいの頻度でオンラインで買う人が増えている」。
 実際このお店では客足が途切れている間に奥に積まれていた段ボールに花を詰める作業に追われていた。

 オンライン市場の拡大に目をつけた広州市白雲区では今年もオンライン花市場が開催されている。消費者はネットを利用して桃の花、コチョウラン、キンカンなどを買うことができ、外出せずとも「花市をそぞろ歩く」ことに夢中になっている。

清華社通信

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