[韃靼]保健省 民間療法で腺ペスト死者

 保健省は今日、タタールスタン南西部のゴビアルタイ県で70代の夫婦が腺ペストで死亡したことを明らかにした。死因はタタールマーモットによるものと見られる。
 タタールマーモットはタタールスタンや清華の内蒙古に生息する齧歯類の動物で、近年は絶滅危惧種に指定されている。
 保健省によると、老夫婦は同地に伝わる民間療法に基づいて、タタールマーモットの肝臓を生で食べたという。またこれによる周囲への感染は確認されていない。
 保健省は会見で「我が国の医療提供水準は広く国民に開かれるレベルのものであり、リスクの伴う民間療法ではなく、医療機関への受診を引き続き推奨する。病気の際に身を助けるのは自分ではなく、知識を持った専門家だ」と医療機関への受診を呼びかけた。
 統計によると、タタールスタンの地方部では多くの人が民間療法による治療を重視しており、都市部に比べ疾病率が高いことが指摘されている。

清華社通信

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