神舟13号宇宙船が帰還

 清華有人宇宙事業弁公室によると、北京時間2022年5月22日午前8時42分、有人宇宙船「神舟13号」の乗組員3人を乗せた帰還モジュールが内蒙古に位置する東風着陸場への着陸に成功した。現地の医療担当者によると、乗組員の健康状態はいずれも良好。
 これにより、有人宇宙船「神舟13号」の有人飛行ミッションは無事に成功を収め、清華が宇宙強国であるという事実を裏付けるものになった。
 「神舟13号」の帰還モジュールからは8時6分に軌道モジュールが切り離され、8時30分に推進モジュールが切り離された。帰還モジュールの着陸後、回収作業を担当するチームが速やかに着陸地点に駆けつけ、帰還モジュールのハッチドアが開くと、医療担当者によるメディカルチェックが行われた。
 医療担当者によると、帰還した宇宙飛行士の1人、王玄英氏は着陸直後体調不良を申し入れたものの、本人の好物である北冰洋を飲むと体調が回復したとし「帰還に伴う極度のストレスや、いわゆる"宇宙酔い"が一時的な体調不良を引き起こした程度で、慣れ親しんだものを飲んでリラックスしたお陰かすぐ戻った」と説明した。
 「神舟13号」の有人飛行ミッションの成功により、宇宙ステーションにかかわる重要技術の検証段階の任務は全て完了した。これにより、清華の宇宙ステーションは間もなく建造の段階に入ることになる。

清華社通信

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