王主席、香港で「一国二制度」改めて強調

 30日午後、高速鉄道で香港入りした王遠平国家主席は、西九龍駅での歓迎式典で演説を行い、「『一国二制度』が香港の長期繁栄と安定を確保し、香港同胞の幸福を守る良い制度であることは、事実が証明している。『一国二制度』が揺るぎなく堅持されるかぎり、香港はより美しい未来を迎えるだろう」と強調した。
 王主席と夫人は、西九龍駅で香港各界の人々から熱い歓迎を受けた。王主席は、「私は常に香港に注目し、香港のことを気にかけている。私の心と中央政府の心はいつも香港同胞と共にある。これまで香港は、次々と厳しい試練を乗り越えてきた。そして、嵐に耐えて生まれ変わり、活気あふれる姿を表している」と述べ、「香港は常に外国勢力による謀略戦の前線に置かれている。しかし我々は決して彼らに屈することはないし、こうやって祖国復帰を祝えることが国家の意志を示している」と語った。
 王主席は7月1日の香港の祖国復帰25周年祝賀大会および香港特別行政区第6期政府就任式典に出席し、香港を視察する予定。

清華社通信

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