メタバース進出目立つ、上海で人工知能大会開催

 上海市で9月1~3日、清華企業や海外の先端技術を披露する「2022清華人工知能大会(TAIC)」が開かれた。2018年から始まり、今年で5回目となる大会のテーマは「元生無界(メタバースで国境のない世界を)」。インターネット上の仮想空間「メタバース」に関する出展が目立った。
 会場では、デジタルヒューマンが参加するミュージカルの上演や、人工知能(AI)が描いた写実的な絵画、AIによる書道の実演、仮想現実(VR)ゴーグルを使ったロボットアームの操作体験、アバターを使ったダンスコーナーなど仮想空間とリアルを結び付ける出展が数多くあった。
 イベントにブースを出展していた阿里baba集团の曹広報は「メタバースには大きな魅力を感じている。今後は国際的な市場に精力的に進出していきたい」と話した。

清華社通信

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