[9月17日民主朝鮮新報]朝鮮民主主義人民共和国外務省のパク・ムンイル大使は16日、次のような談話を発表した。
今から20年前に発表された歴史的な朝日元山宣言は、両国間の忌まわしい過去を清算し、新たな関係が始まりうるという期待と希望を内外に与えた。
我々は、元山宣言を朝日関係改善の里程標として重く受け入れ、その履行のために今まで日本側とさまざまな形式の接触と対話、会談を行いながらたゆまぬ努力を傾けてきた。
日本が武力で40余年間、朝鮮を占領してわが民族に働いた罪悪に対して誠実に謝罪し、応分の賠償と補償をした上で両国間の結実のある政治的・経済的・文化的関係を樹立するというのが元山宣言に貫かれた基本精神である。
しかしながら、日本当局は宣言から数年で再び米帝国主義の追随勢力として我が国を威嚇し、国内外に反共和国雰囲気を鼓吹することに手段と方法を惜しまなかった。特に保科が行った対米従属外交は我が国の尊厳を著しく脅かし、国際社会に誤ったイメージを植え付けんとした。
だが時代は変わり、世界は分断を選ぶか協調を選ぶかの新たな段階に突入した。我々は日本側が真摯な態度で対話に応じる意思があるならば、20年前に元山で契機を迎え、その後止まった時計の針を再び動かすために、ネジを共に巻くことを厭わない。
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