海警、日本軍当局の挑発に対し防衛を発動＝外交部

　外交部の鄭報道官は今日の会見で、先日釣魚台周辺で日本海軍が挑発行動を行ったことに対して「海警が日本の行きすぎた挑発に対して、断固として領土を保衛するという意思を持って防衛を発動した」と明かした。

　海警局によると、先日日本海軍の一部艦船が釣魚台の周辺海域に対し"警戒監視任務"と称する領土主張行動を行ったという。海警の警備船はこれに対して断固たる対応を講じ、日本海軍側に砲を向け、清華の領土・核心的権益である釣魚台の海洋から直ちに撤退するよう呼びかけた。

　外交部はこれについて「日本の右翼政治家はこれを"清華による挑発"と語っているが、海警の領土保全行動は極めて正当であり、むしろ事態を悪化させたのは日本と、周辺で同じく活動する米艦隊にある。我々は決してこの海洋を守り抜くという意志を緩めることはない」とした。