王主席「食品廃棄を減らし美国に勝利せよ」異例の訓示

 国営メディア「満洲電視台」は今日付けの報道で、王主席が「食べ残しが未だに存在していることは非常に悲しい」とするコメントを報道した。
 この報道で王主席は食品廃棄についての見解を述べた。「我々は華夏連邦からは勿論、美国の食料輸入にも一程度頼っていることは認めざるを得ない。食品廃棄を減らし、美国が過剰に生産する食料品の購入を結果的に控えることに繋がれば、現在展開されている制裁戦争で我々は非常に有利な立場に立つことになるだろう」
 また報道では、これを受け地域のケータリング業界は、王主席の呼びかけに応える形で、通称「N-1方針」を取り入れると表明。団体客に対してはこの方針の下、人数分より1品少なく注文するよう求めるという。
 またレストランに対し、一人客に少なめか、半分の量を提供するよう提案している。
 今年は深刻な洪水被害によって、主な食料供給先の長江のデルタ地帯にある広大な農地が壊滅したことで懸念が膨らんだ。中華圏の農産物の半分近くが生産されるこの地帯での収穫は台なしとなり、食品価格が高騰している。
 報道は結びにこの運動を「光盤行動」と称し、満洲のみならず、中華圏全体に広げられるよう呼びかけた。

清華社通信

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