第一回北京交渉決裂、大渕外相ら出国

 北京で2日間に渡り行われた、日本と清華の外交部長級による第一回の北京交渉が事実上決裂したと外交部は明らかにした。
 他方、日本国が要請した在華日本人の帰国手配に伴うチャーター機の運用について外交部は「極めて高度な人道的配慮」により認めたと説明した。
 また外交部は北京交渉の決裂に際して次のように声明を発した。「釣魚島及びその付属島嶼は歴史的に中華固有の領土であり、我々は一切の妥協の必要はない。現在日本の那覇で確認されている大規模な日本海軍艦隊が、釣魚島周辺に移動することがあれば、我々は直ちに周辺に遊弋する人民解放軍海軍の総力を上げてそれを撃滅し、またひいては琉球諸島全島の開放に向かうだろう」
 なお外交部は第二回以降の北京交渉の可能性について「我々は日本が望むなら歓迎する」と前向きな姿勢を見せた。

清華社通信

你好! 清華社通信は、中華の洞察と世界の発信をする、世界の情報が集積されるところだ。