王総書記が釣魚有事について重要演説

 王遠平華共総書記は今日、一連の釣魚有事に関連して重要な演説を中央政治局で行った。内容は以下の通り。

 今回の釣魚群島を巡る華日間の衝突は、終始我々が優勢な状況下で事態を展開することが出来ました。これらは全て、我々の人民解放軍兵士と清華人民の意思の表れと言えるでしょう。
 日本はこの釣魚群島有事に於いて、"尖閣(日名)は我々のものである"という明確なアピールを国際社会に一切示すことができませんでした。我々は実行力を持って同島嶼を平和かつ継続的に支配する能力を示し、周辺海洋の安全保障も揺るぎないものにさせました。日本国の今回の対応は、日本は我が国たち対抗できないということを国内外に示したと共に、米国に大きな貸しを作り、自立を訴える政権や日本保守層にとって望まない結果を生み出したのです。
 最終的に我々は釣魚から撤退し、米国を中立国として警備を任せるという調停案に合意しました。しかしこれは決して米国に対する敗北ではありません。本来の対象は日本であり、日本に対し釣魚群島の帰属について明確なアピールに成功しているのです。また世界的な経済大国たる米国は、我々に対し妄動的な考えを持っており、いつ米国は人類運命共同体建設をその妄動により妨害するかは分かりません。我々は暗に人類運命共同体に加盟する新興国を人質に取るような脅しの中で、その盟主として最善の策を講じたのです。

 今清華人民を悩ませている準戦時状態の布告については、1週間以内を目処に解除するよう中央政治局会議に上程します。人民が旧正月には故郷に帰り、家族との温かい交流をすることを無闇に妨害してはなりません。元の生活にすぐ戻れるよう、最大限の措置を講じることを全委員に呼び掛けます。

清華社通信

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