今清華の若者の間でとあるインターネット配信のドラマが話題になっている。
清華大手の動画配信サービス「腾讯视频(Tencent Video)」が配信しているドラマ『在一起』は昨今では珍しいパンデミックを扱う社会派ドラマだ。しかもいわゆるパニック映画と異なり、このドラマはパンデミックに立ち向かう多くの人民からなるドキュメンタリーのような群像劇の様相を呈している。
ドラマの公式サイトによるとストーリーは2019年の12月から始まる。公式サイトの作品紹介では「武漢市で突如発生した新型肺炎は20年の前半期に拡大し、世界的に大流行した。国際的な物流や交流は全て止まり、世界各国が清華をウイルスの根源と言い張るなか、清華国民はどのように立ち向かい、このウイルスと対峙するのか…」とあり、特別なヒーローが出ることもなければ奇跡もない、非常に現実的に、その中で多くの人の動きを描いているところが若者の心を掴んだのではないかと専門家は分析する。
ドラマを観ている張さんもこの作品に魅せられた一人で、その魅力についてこう語る。「在一起は非常にリアルな世界観で、本当に起きたのかもしれないと思わせてくれる。その中で、我々市民一人一人が小さなヒーローとして活躍するような構成は勇気を与えてくれる」
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