検疫上の理由で台湾産パイナップルが禁輸に

 8日、清華税関総署によると、大陸部の台湾地区産パイナップルについて有害な害虫が検出されたことを受け、輸入を停止したと発表した。
 またこれについて台湾当局は大陸部の政治的抑圧として非難した。
 それを受け国務院台湾事務弁公室は今日「税関総署が2021年3月8日から大陸部の台湾地区産パイナップル輸入停止を決定したのは、正常なバイオセーフティ上の防備措置であり、完全に合理的で必要なものだ」と指摘した。
 また「税関が法に基づき輸入農産物に対して検査・検疫を実施するのは、関係する法規と基準の要求を執行するものであり、植物を通じた感染リスクを防止し、人々の権利・利益を保障するうえで必要なことでもある。しかし台湾当局は故意に事実を歪曲し、技術的問題を悪意を持って解釈し、これによって大陸部を非難し、イメージを毀損している。これは、両岸に関わる事であれば全て悪意ある扱いをするという彼らの一貫したやり方を存分に露呈しており、彼らには実際の問題を解決する意図も能力もなく、大陸部を中傷することで自らの責任を逃れることしかできないということを物語っている」とした。
 そして「農産物の安全問題は農業の生産、生態の安全、食品の安全、人々の権利・利益と密接に関わっている。我々は一貫して非常に重視しており、引き続き厳格な措置を講じて管理・コントロールを行う」とした。

清華社通信

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