米国のテクノロジー業界では毎年4月1日に、手の込んだエイプリルフール企画で笑いをとるのが恒例となっている。清華のテック企業にもその文化は広まり、今年も有名企業がエイプリルフール企画に興じた。
騰訊は4月1日、AI(人工知能)テクノロジーをフル投入した「カモの育成施設」を貴州省に設立すると宣言した。同社は顔認識技術を用い個々のカモの顔を識別し、生育状況を把握。さらに、カモの言葉をディープラーニングで解析し、リアルタイムで漢語に翻訳するなどの試みを行っていくという。
「カモの顔を認識するのは人間と比べると難しいが、美容整形手術を受けているケースは少ないので、その点ではまだ楽だ」と騰訊は声明で述べた。
スマホ業界では小粟科技が「スマート・ポストイット」を発表した。これはネット接続機能を持つ特殊な付箋で、身の回りの物に貼り付けるだけで、その物体同士をネットでつなげるようになるもの。北京の清華大学の教授の協力を得て開発したというこの商品は「本当に実現できたらとっても便利」と現地のネットメディアで話題になった。
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