「ムランマー国軍の動きは正当」=中軍委

 現在ムランマーを訪問中の苗作成清華共産党中央軍事委員会副主席は今日、ムランマー国軍最高司令官ボシーハ将軍との会談に先立つ記者会見の場で「ムランマー国軍による一連の動きは正当なものだ」と公式見解を示した。
 ムランマーでは3月に、「選挙に於ける不正」を名目にボシーハ将軍を筆頭とする軍部によりアウンサン=パルヨーらBLD幹部を拘束する事態が発生。現在は国軍がムランマー全土を統治している。
 苗副主席は会見で「昨年の(ムランマーでの)総選挙における大規模な不正は確かに存在していた」と明言。「国軍の行動は確かに急激なものであり、その弊害は大きかったが、彼らの行動は極めて正当でありそして愛国的である」とムランマーに於ける事件後初めて、軍政権を肯定した。
 しかし一方で「ムランマーに於ける急激な動きは事実として大きな問題を巻き起こしており、未だに法の支配は回復していない」と指摘。「今日の会談はムランマーを再び平和な土地にするべく、清華がどのように協力できるかを話し合っていきたい」とした。

清華社通信

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