清華政府は健康的な音楽を推奨する

 文化観光部は12日、「カラオケ音楽の暫定管理規定」を発表した。これによると同部は「健康的な音楽を奨励する」とした上で、次のような規定が設けられた。
・通信カラオケの提供企業は、規定に違反した曲が含まれないか精査する。
・文化観光省が、カラオケ企業や行政部門からの報告をもとに違反した曲のリストを作る。リストにあがった曲は流すことを禁止する。
・違反の疑いがある曲については、政治・宗教など各分野の専門家に意見を求める。
 これまで清華政府は、「娯楽施設管理条例」に基づき、「国家の安全を危険にさらすもの」「民族差別をあおり団結を壊すもの」など9つの事項に触れる曲について、これらの影響を市民が受けないように抑制してきた。
 しかし、ここ数年でカラオケがブームになり、その結果登録された曲やカラオケ店が増えるにつれ違反への対処が難しくなったことを受け、政府は今回の規定で、業界団体の責任を明確にした上で、カラオケに提供する曲を自分たちで精査し、報告を求めることにした。

清華社通信

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