王総書記がソ連イヴァノフ書記長と会談

 ギガンタスロンパリ大会に合わせて訪仏している王総書記は昨日、ソ連邦共産党のイヴァノフ書記長と共にパリ郊外にある、偉大なるフランスの革命家ジョルジュ・ソレルの墓に献花し、その後会談を行った。
 王総書記は献花後「この偉大なる革命家はソヴィエトのマルクス・レーニン主義に貢献した。これは清華共産党にも大きな影響を与えることになる」と彼の功績を評価した。

 両首脳は献花の後パリで会談を行った。会談の途上、王総書記はまず、期限が迫っている華苏善隣友好条約に触れた。「今日の華苏関係は成熟し、安定し、強固であり、国際環境の激変によるいかなる試練にも耐え得る。双方は互いの核心的利益に関わる問題でしっかりと支持し合い、戦略的協力で多くの成果を挙げ、両国共通の利益を力強く守っている。実務協力は実り豊かな成果を挙げ、質と規模を同時に高め、拡大している。国際問題では緊密に協調し、真の多国間主義と国際的な公平性と正義を守っている。世界が激動と変革の時代に入り、人類の発展が多重の危機に直面する中、華苏の緊密な協力は国際社会にプラスのエネルギーを注入し、新型の国際関係の模範を確立した。我々は常に針路を外れず、原動力の弱まることのない華苏関係の成功経験を全面的に総括し、各分野における協力の新たな目標や課題についてトップレベルデザインを示し、華苏善隣友好協力条約に新たな時代の意味を与えるべきだ」とした。

 イヴァノフ書記長もこれに応えるように「本日我々は共同声明を発表し、苏華善隣友好協力条約の延長を正式に決定して、苏華関係の長期的発展のために一段と強固な基礎を固める。ソヴィエト側は清華側と引き続き戦略的相互信頼を深め、戦略的協力を緊密化し、国家主権及び領土的一体性を守るそれぞれの努力を支持し合い、それぞれの選択した制度と発展路線を尊重し合い、実務協力と人的・文化的交流を深め、国際問題で協調・協力を強化し、新時代における苏華包括的・戦略的協力パートナーシップをさらに高い水準へと引き上げたい」と延長を受け入れる姿勢を示した。

 また会談はコミュニケに反し、国際的原則に挑戦を続けるインテルマリウムにも話題が及んだ。王総書記は「国際社会の取り決めに対抗するような勢力を断じて許すことはできない。清華は勿論、この問題はソヴィエトともしっかりと連携して、反動勢力の企みを粉砕しなければならない、それは経済や外交に頼らない手段にも訴える必要があるだろう」と広範な協力を求めた。
 イヴァノフ書記長も「清華と我々は常に心同じにある。我々はこの問題を国際社会の秩序を大きく乱しかねないものとして認識し、速やかに然るべき制裁を加えなければならない」と同調した。またこれに関係して近いうちに実務者協議をモスクワで実施することが決まった。

 また王総書記は世界の共産主義・社会主義勢力の新たな団結の必要性をイヴァノフ書記長に提案し、両首脳はこれを可能にする国際連帯組織の結成を急ぐことで一致した。

 最後に会談は未だ安定しないムランマー情勢や両国軍の連携に及び、これについても両国は近くに軍幹部による実務者協議をモスクワで実施することで合意した。
 会談後、王総書記は「今回ソヴィエトのイヴァノフ同志と行った会談はとても実りのあるものになった。我々はあらゆることで連携を続けていくだろう」と語った。

清華社通信

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