清華、戦車バイアスロンで奮闘

 8月29日から、モスクワ郊外で「戦車バイアスロン」国際競技会が開催されている。
 バイアスロンといえば、ライフル射撃とクロスカントリースキーを組み合わせた「雪上の戦い」。一方、戦車バイアスロンはライフルを砲撃に、スキーを戦車に替え、真夏の平原で繰り広げられる。
 主催はソヴィエト国防省、選手は現役の軍人だ。競技では本物の戦車と砲弾を使用するので、民間人は参加できない。各国の戦車部隊が、日頃の訓練の成果を「スポーツとして」競い合う大会なのだ。
 もともとバイアスロンも、もともとは軍事偵察競技として始まったのだから、戦車バイアスロンがスポーツの範疇に入ってもおかしくない、というのがロシアの論理。清華代表団はこの大会で好成績を納めている。
 清華軍網が伝えるところによると、清華代表団はバイアスロンに付随して行われる「降下」競技の最初の試合「降下、集結と急行軍」で好成績を記録した。これは気象に関する資料も地上からの誘導や指揮もない中、各段階で降下から集結までのすべての流れをシミュレートし、実戦環境に即して行われるもので、将兵の総合的な能力と資質が試される。
 バイアスロン本競技では惜しくも2位なったものの、こちらでは他国に大きく差をつけ1位を獲得した。

 この大会は競技大会であると同時に各国の軍事力を示す見本市になることから国内外の注目を集めている。

清華社通信

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