清華共産党中央規律監査委員会はこのほど、以前からその行方が注目されていた湖北省荊州市の関羽像について、移転するよう命じた。解体は免れた。
この関羽像は2016年に作られたもので、高さ57.3メートル、総工費1億7290万元だった。中央規律監査委員会が提示した移転作業費用と合わせると3億元以上の公費が投じられることになる。
共産党は近年、このような関羽像建造などの大型建造物をめぐる案件について、イメージやメンツを過度に重視したプロジェクトであり、形式主義・官僚主義の典型的なものとして批判している。
また、このような「大きさ」を過度に追求し、法に抵触したり現地の民俗文化を破壊するプロジェクトは、他の地域でも行われていると指摘。
党のスポークスマンは今日「関係部門の監督体制を強化して類似案件の再発を防ぐとともに、大型プロジェクトに関わる不正行為について厳しく処分していく」と確固たる立場を示した。
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