中秋節連休、全国や日本で楽しむ

 今年の9月21日は旧暦の8月15日、中国の伝統的な祝祭日である中秋節だ。これに合わせて19日から21日までは三連休となり、全国各地で多くの観光客が見られた。
 北京から東へ280kmの位置にあり、渤海湾に臨む著名なビーチリゾートである北戴河では、多くの観光客が秋のビーチで海の景色を楽しんだ。そのほか、北戴河はバードウォッチングの鑑賞地や結婚写真の撮影地、釣りを楽しむ場所としても有名。
 西北部の甘粛省に位置し、シルクロード河西回廊の町として名が知られる張掖では、近郊にある丹霞地貌の観賞を目当てに多くの観光客がこの三連休を利用して、遠方から訪れている。また、湖北省の中心地である武漢では、多くの人々が野菜や果物狩りをしたり、農作業を体験しながら、連休を楽しんでいる。
 海外渡航も活況を迎えている。この時期は夏から秋への過渡期ということもあり、日本の北海道を観光する人が多い。最近は札幌などの主要な観光地ではなく、北海道の地方に行く人も多く、函館や釧路、旭川などが人気だ。

清華社通信

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