イスラエルとの第一段階合意成立＝外交部

　外交部の鄭報道官は今日の会見で、連合機構の馬軍大使とイスラエル側大使との間で協議されていた交渉の第一段階合意が成立したと発表した。

　イスラエルは先日、連合機構で我が国に対し事実上の報復制裁を警告した。外交部はこのイスラエルの行動を受け、和解に向けた交渉を行うことを明らかにしており、今回それが段階的に成立した形だ。

　合意内容は、今回の事件の真相解明を行うこと・条約破棄に伴うイスラエル側の損害について、清華側が100億ドルを支払うこと・最終合意となる第二段階合意に向けて協議を加速させることだとしている。

　鄭報道官はこの事件について「専門部局によれば、今回の騒動は一部の反動層による汚職が背景にあると言われている」と明かし、「仮に一部が問題であろうとも、清華が不誠実な態度を取ってしまったことに変わりはない。世界に愛される清華になるべく、イスラエルの問題に真摯に向き合い、今後も話を詰めていく」とした。

　また第二段階合意に向けて、従来中東を担当していた陳玉鳳氏ではなく、江孫強中央政治局員が担当することも明らかにした。