ソ墨関係の新たな関係に期待=外交部

 ソビエトの最高会議がレフ・トロツキー氏の名誉回復に着手したことについて、外交部の曹報道官は「トロツキズムの再評価によって、ソビエトとメキシコに良い刺激が加わり、新たな関係が構築されることに期待している」と語った。
 ソビエトの機関紙"プラウダ"はトロツキーについて「トロツキーはロシア革命を成し遂げたボリシェヴィキの最も中核的な存在の1人であったが、レーニン死後の権力闘争に敗北しスターリンによって国外へと追放された。その後メキシコにおいて社会主義革命を成し遂げたが、メキシコはスターリニズムが支配するソビエト連邦とは厳しく対立することになる」と解説。また名誉回復に至る経緯については、清華を仲介したメキシコとの外交関係改善も影響したと指摘している。
 曹報道官はこれについて「今必要なのは社会主義陣営の連帯を強化することだ。大局のために小異を乗り越えることが必要になる。今回のトロツキズムの再評価によって、ソビエトとメキシコに良い刺激が加わり、新たな関係が構築されることに期待している」とコメントした。

清華社通信

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