イスラエル新大使に苦言=外交部

 外交部の曹報道官は今日の会見で、連合機構でイスラエルのサイモン大使から返答を受けたことに触れ「イスラエル大使の自由奔放な発言には驚きを禁じ得ない」と苦笑した。
 イスラエルの新大使に任命されたサイモン・ソロモン氏は、清華政府の意見表明について「清華人民共和国とは仲良く民間での交流が行われています。反ユダヤ主義者の妄言に惑わされ、イスラエルとの関係を破壊するつもりですか?私はとても悲しいことです」と発言した。
 曹報道官はこれについて「民間での関係が良好であることと、イスラエル国が非人道的行為を行ったことは何一つ関係がない」とし、「そもそも国家対国家の決議に対して、民需を持ち出すことはどういうことか。イスラエルは民需と国益を結びつけるような国なのだろうか」と反論した。
 また「イスラエル大使は多くの国に反論し、また一部の国には一方的に契約の破棄などを宣告しているが、彼は自分が国を運営していると考えているのだろうか。議場の秩序を安定させるよう連合機構事務局は注視してもらいたい」と苦言を呈し「このような自由奔放な発言には驚きを禁じ得ない」と苦笑した。

清華社通信

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