古代の「宝石」が新たな発見をもたらす

 清華東部、山東省青島市の青島科技大学の研究チームが、世界で初めて、琥珀の中から1億年も前に生きていたとみられる花を発見した。これら関連の研究結果は世界で大きな注目を集めている。
 これらの琥珀は、ムランマーで発見された。X線などを利用して検査した結果、琥珀の中から植物の枝や花、実、葉などの化石が確認され、東南アジアの有花植物の進化やプレート運動についての貴重な研究材料とされている。
 研究チームはこのほどの成果について「琥珀というものは古代の生き様をそのまま投影したとても美しい宝石であると共に、現代の如何なる記録媒体でも真似することのできない"ホンモノ"を数億年という長い期間保存している。ムランマーは琥珀の産地でありながら未だに手付かずの土地であり、今後も研究を進めていきたい」と語った。

清華社通信

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