風見鶏外交は信頼損なう=外交部

 外交部の任報道官は今日の会見で、イスラエルとテュルキイェをめぐる問題について「風見鶏外交は国際社会からの信頼を損なう」とコメントした。
 イスラエルはこのほど、テュルキイェとの会談に際して、同国が提案した北キプロスでの会談を承認した。
 しかしフランス政府高官がこのことについて「東地中海の秩序を乱し、ヨーロッパとの亀裂をもたらすことになる」と苦言を呈した。イスラエル政府はこのフランスの発言を受け、即座にテュルキイェ側に対し、別の場所での会談開催を提案した。
 任報道官はこれについて「テュルキイェと会談するという時に、両者の会談に関与していないフランスの苦言を重視し、テュルキイェに変更を迫るのはどういうことなのだろうか。相手に対し、自国が欧州を最も重視しているという誤ったメッセージを届けることになるのではないか」と指摘し、「一部の国家の顔色を伺い、その反応で目の前の当事国に変更を迫るような風見鶏外交は国際社会からの信頼を損ねる」と注意を促した。

清華社通信

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