イラン側に核合意交渉継続を呼びかけ=外交部

 外交部の任報道官は今日の会見で、イランに清華の輸送艦が寄港した際に行われた記念セレモニーについて「式典に参加した駐在大使から、イラン側にわが国の基本姿勢について伝えた」と明らかにした。
 外交部によると、清華の胡駐イラン大使は式典に出席した際、大統領府に近いイラン政府高官と接触し、以下の立場について通達した。

①このほどの中東をめぐる情勢の変化と不安について、清華はこれを共有し理解している。目まぐるしく変わる情勢下で、我々は常に正義と平和の側として活動を続ける。

②特にゴラン高原をめぐるソ連軍駐留に伴う力学的変化については、中東の平和と安定の維持という観点でソ連軍駐留に一定の理解を示すと共に、イラン側の懸念があれば、それらが解決に向かうようソビエトに働きかけることも可能である。

③核合意について、我々は合意交渉の席に腰を掛け続けることが重要であると認識し、より良い形で合意交渉が再開或いは継続されることを期待すると共に対応を求める。

 任報道官はこれについて「我々はイランを取り巻く状況が改善することを願っている。ほか当事国に反省を促し、イランも納得する状況での核合意交渉の再開・継続への取り組みは行われるべきで、我々は両者に対話とそれに基づく良い行動を求める」とし、また「我々は常に正義と平和の側にたって行動する。イスラエルの要請に基づき、中東の平和と安定というソ連軍の動きに理解しつつ、周辺地域の理解を得る努力をホストは押すべきだ」とした。

清華社通信

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