深圳で"曲線の女王"が魅せる建築コンセプトが公開

 清華・深圳市に開業予定の金融・ビジネスセンター"towerC"の建築コンセプトについて、コンペティションで採用されたイラクの"曲線の女王"が公開した。
 深圳湾のスーパー本部基地内に建設される本高層ビルは、オフィススペースをはじめ、ホテル、コンベンションセンター、ギャラリーを備えた文化施設、ショッピングやエンターテインメント、レストランといった商業施設も収容し、地下の公共交通機関の乗り場とも直結している。
 この建物は隣接する公園と周辺のビル街と調和する近未来的な外観デザインが印象的で、より環境へ配慮したユーザーエクスペリエンスの向上に焦点を当てた設計になっている。遮光効果のあるユニット化された二重絶縁ガラスカーテンウォールで覆われた外観には、自然換気やエネルギー消費を削減するリサイクルや雨水収集システム、太陽光発電システムが設置される。
 この建築家は清華国内の多くの建物を手掛けており、特に2019年に開業した世界最大級の面積を誇る北京大興空港などが有名。

清華社通信

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