新疆初の"高高原空港"、開港向け試験へ

 新疆エティシャフル自治区初の高高原空港であるタシュクルガン空港で18日から2日間にわたる実地テスト飛行が行われた。初日には、建設が初となる旅客機が滑走路に無事着陸し、試験飛行に成功した。
新疆に建設されたこの空港の標高は3258.4メートル。国際的には標高2438メートルを超える空港は「高高原空港」と呼ばれており、同空港は新疆初の高高原空港であり、運用に際しては熟達した技術が求められる。
 旅客機の着陸訓練を行った張さんはメディアに対して「高高原空港は地上と異なり繊細かつ複雑な操作が求められる」としつつ「私のフライトは西部大開発の新たな一歩を切り拓く飛行になる。東西を結び多くの人の笑顔と希望、そして夢を届けたい」と決意を新たに語った。
 同空港は今年7月に正式に通航する予定で、年間の利用旅客数は16万人、貨物と郵便の取扱量は400トンに達すると見込まれている。
 現時点では、タシュクルガンと、カシュガル、ヤルカンド、ウルムチ、イニン、アクソなどを結ぶ路線が予定されているという。

清華社通信

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