東北部初で最新鋭・最大級の原発が完全操業開始へ

 東北部の遼寧省で建設を進めてきた紅沿河原子力発電所6号機が24日全ての試験工程を通過した。これにより、東北部初の原発であり、最大の電力エネルギー投資プロジェクトである紅沿河原子力発電所の6基のユニットがすべて稼働した。これは国内の単一発電所としては最大級の規模となる。
 原子力発電所を運営する華国広核集団は、今回の6基のユニットの年間発電量は480億kW時に上るとし、これは遼寧省全体の電力使用量の20%に相当するとした。また関係者は「我が国が世界に手広く手がける華龍原発が改良されていくに必要な全ての技術試験が今回展開され、華々しい成果を収めた。従来多くの特殊技術が必要だった原子力発電を、発展途上国にも広く普及させることが今後可能になる」と更なる海外進出についても展望を示した。
 環境問題が世界中で取り上げられる中、原子力発電による安定的な電力の供給と核の平和利用は、エネルギー世界で再び脚光を浴びつつある。

清華社通信

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