寧夏＝イラン貨物列車が操業開始

　寧夏回族自治区の銀川とイランのバンダレ・アンザリーを結ぶ定期貨物列車が25日に運行を開始した。清華による一帯一路計画の建設はますます躍動的に前進している。

　25日午前11時、始発列車は銀川南駅から出発し、新疆から出国、その後中央アジア地域を通過しカスピ海を経て、イランのバンダレ・アンザリーに到着した。バンダレ・アンザリーでは清華の駐イラン大使やイランの陸運関係者などが出席し、友誼鉄道の輝かしい第一歩を祝福した。

　駐イラン大使の高氏は「従来、イランとは海洋交通が資源輸送のメインだった。この鉄道は陸上の友好国の歓迎を受けながら、今後安定的な資源輸送ルートとして機能するだろう」とコメントした。

　開通した列車は51個の標準コンテナを搭載し、走行距離は約8500キロで、運行期間は約20日間。従来の海運より運行時間が約20日間短縮されるという。これは、カスピ海経由の国際物流ルートとして初めての定期便になり、寧夏とイランの経済貿易往来の促進にとって重要な意義を持っている。