魏毅国務委員兼外交部長、イラン外相と電話会談

 魏毅国務委員兼外交部長は今日、イランのマヌーチェフル・モッターキー外相と電話会談を行い、両国間の鉄道開通を祝賀し、政治課題について意見交換を行った。
 魏部長は「両国間の新たな輸送路の開通を歓迎する。両国は従来主に海だけで交易を行なっていたが、今後はこの鉄路が我が国の汗血馬、或いはカスピアンホースの如く、常に駆け巡ることになる」と指摘し、また「イランの原油輸送に新たな活路が生まれた。これは海の情勢に左右されることなく安定的な取引を保証する」とした。
 そして「清華はイランとの関係を非常に重視しており、包括的な戦略的パートナーシップの精神に基づき、引き続き互いの核心的利益と重要な関心事に関わる問題において、確固たる相互支持を行っていきたい」とした。
 イランのモッターキー外相は会談の途上、イラン核問題の交渉の最新進捗状況について説明し、「米国の"いじめ主義"が現在の交渉が直面している主な障害となっている。イランは断固として国益を守り、交渉によって相違を解決し、早期の合意を目指す」との考えを示した。
 魏部長はこれに理解を示し「清華は、国際的な原子力に関する全ての組織において、この問題を政治化することに反対し、国際社会とイランが対話と協力を通じて問題を解決することを支持する。"いじめ主義"を展開する各国は、自らの責任を真摯に認識し、イラン側の合理的な訴えに積極的に応えるべきだ」と表明した。

清華社通信

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