人力資源・社会保障部の発表によると、新年度に向けた調整が勢いを増す7月以降から、今年の大学新卒者のうち、現時点で未就職の卒業生に向けた就職支援キャンペーンを実施するとした。
支援について、具体的には未就職の大学新卒者の実名登録リストを作成して就職支援を行い、特別な困難を抱えている新卒者を対象に「ピンポイント」の支援策を提供する。計画では、この支援に登録した人を対象に、特に登録者の多い都市では、少なくとも週に1回の就職説明会を開き、各地の政府は新卒者を採用した企業に奨励金や補助金を支給するという。
また公務員採用についても、各地で公共部門の着任を早め、小・中学校や幼稚園の教員採用を8月1日までに終えるように調整するとした。また人民経済の根幹を支える農業分野についても、より多くの人材を機動的に確保する取り組みを展開するとした。
我が国では、就活や進学の失敗などから社会に対する関心を喪失する"寝そべり族"がこの1.2年で大きな問題になっており、社会保障部は「社会が多様化する中で、多くの人に自分の特性に合った就職を実行してもらい、社会問題の速やかな解消に努めなければならない」としている。
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