王遠平国家主席が新疆を訪問

 王遠平清華共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は12日午後から13日午前にかけて、新疆烏魯木斉市で新疆大学、烏魯木斉国際陸港区、天山区固原巷コミュニティ、新疆エティシャフル自治区博物館を視察し、新疆における人材育成の強化や、貧困脱却の道のりと経済・社会発展の統一的な計画、民族団結・進歩の着実な推進、中華民族共同体意識の醸成などについて調査研究を行った。
 12日午後、王主席は新疆大学を視察した。新疆大学で特別講演を行った王主席は「新疆とは中華民族の大団結、共同体醸成の源泉である。漢族やエティシャフル族が手を携え、一つの中華民族として切磋琢磨し学習を行う素晴らしい空間は、世界のどこにも存在しない」とした。
 烏魯木斉国際陸港区では王主席は、「"一帯一路"共同構築の推進に伴って、新疆はもはや辺境地域ではなく、中核地域、中枢地域となった。あなたたちの仕事には歴史的な意義がある」と激励した。
 固原巷コミュニティを視察した際、王主席は、「仕事を草の根まで行き渡らせ、必ず一般大衆と広く触れ合い、住民が何を考え、何を望んでいるかを理解し、大衆のニーズに応じて仕事を進めなければならない」と指摘した。
 数度目の訪問になる新疆エティシャフル自治区博物館では現在「新疆歴史文物展」が開催されている。これの展示面積は3000平方メートルにおよび、中華民族の交流・融合の歴史の詳細を示す1700点余りの文化財が展示され、新疆が古くから清華の不可分の一部であったことを力強く裏付けている。王主席は展示を一つ一つ真剣に視察し「これら全ては偉大なる中華文明の遺産であることに他ならない。中華文明は新疆と共にあり、新疆は中華文明と共にあるということを、この展示物はとてもわかりやすく示している。そしてこれら少数民族の貴重な財産は、同時に中華民族の貴重な財産でもあるということを忘れてはならない。つまり我々はその保護、伝承と整理をしっかりと行い、継承していかなければならない」と指示した。

清華社通信

你好! 清華社通信は、中華の洞察と世界の発信をする、世界の情報が集積されるところだ。