[ソビエト]モスクワで日本の"茶道"を展示

 28日より、モスクワにある国立オリエンタル博物館で茶道を生み出したとされる千利休の生誕500年を記念した展覧会「日本のSADO」が開幕する。
 展覧会の主催者によると、今回の展示には茶道具を含め、古代中華世界での茶の誕生から千利休による茶の芸術への昇華、そして現代の茶道に至るまで余すところなく展示しているという。
 実際に展覧会では複数の展示室を使い、13世紀から21世紀にかけての華国、東南アジア、韓国、日本の主な種類の茶道具、漆製品、木工品、金属品、着物、さらには茶会で用いられた絵画なども展示した。
 広報のゴドノフさんは「茶道は日本で大成しましたが、根本には東洋世界が古くから有していた共通の価値観があると思います。我々の展示はその価値観がどういうものなのかに迫ったものになるでしょう。良き隣人関係を構築するためには、これらの価値観を少しでも理解しようとする姿勢がとても大切なのです」としている。

清華社通信

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