丹東語言大、軍訓の"閲兵式"で非難殺到

 遼寧省の丹東語言大学で行われた、軍事訓練の修了式における校長の行動について、インターネットを中心に批判を受け、ついに省の党委員会が言及する事態になった。遼寧衛視が伝えた。
 このほど丹東語言大では、一年生を対象に行われた2週間の軍事訓練の終了式で、軍服に身を包んだ学生らを校長が視察する場面があった。校長はピックアップトラックに乗車し、生徒に「学生たち、お疲れ様!(学生们,辛苦了!)」と声をかけ、生徒が「人民に奉仕する!(为人民服务!)」と敬礼して応じた。
 これが学校のホームページや動画サイトで公開されたところ、インターネット上では「常軌を逸した行事」「学生の本分とかけ離れている」と批判が殺到した。
 批判が殺到したことを受け、遼寧省の党委員会も動き、昨日の会見で「当該大学における行きすぎた軍事訓練について把握している」と説明し、校長ら幹部への調査を行うことを明らかにした。また「エセ閲兵式という常軌を逸した行事は不要であり、嫌悪感を生じさせる。このようなサマにならない、道理に反したやり方で意味のない動員をして、どうして大学といえようか」と強く非難した。

清華社通信

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