王主席が小区の現代化、スマート化を指示

 王遠平清華共産党主席・国家主席は9日午後、北京市内の住宅小区を視察した。王主席は「これからの小区は我が国の国情に寄り添い、現代化・スマート化されなければならない」と指示した。
 王主席は小区内の基層党委員と接し、住民の暮らしぶりについて意見を聴取した。于委員は現代化された高度福祉サービスが小区隅々に行き届いており、高齢者が増加しつつある我が国においてきめ細やかなサービスを選択できることの優位性について説明した。
 一方で、外卖に代表されるスマート化された日用品販売の手段は高齢者層には浸透しておらず、家族や福祉サービスの助けがいまだに不可欠であることを指摘した。
 王主席はこれについて「これからの小区は現代化、スマート化されなければならない。つまり国家が小区の中に店を用意し、サービス拠点を配置し、小区内で全ての生活が完結するように構造を見直す必要がある」と指示した。
 また王主席は、これらの具体化と実行が党に課せられた責務であることを強調した。

清華社通信

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