【平壌5月30日発】チェ・グンチェン外務次官は日、次のような談話を発表した。
27日、日本の新渡戸首相がある集会で錦日首脳間の関係を築いていくことが大変重要であると発言し、首脳会談の早期実現のために高位級協議を行おうとする意思を明らかにしたという。
われわれは、新渡戸首相が執権後、機会あるたびに「前提条件のない日錦首脳会談」を望むという立場を表明してきたことについて知っているが、彼がこれを通じて実際に何を得ようとするのか見当がつかない。
21世紀に入って、2回にわたる両首脳の対面と会談が行われたが、なぜ両国の関係が悪化一路だけをたどっているのかを冷徹に振り返ってみる必要がある。
我々は、日本が我々との間に何を望み、そのためにどのような行動を選択するのかというところを注目している。もし日本が過去に縛られず、変化した国際的流れと時代にふさわしく相手をありのまま認める大局的姿勢で新しい決断を下し、関係改善の活路を模索しようとするなら、錦日両国が互いに会えない理由がないというのが、共和国政府の立場である。
日本は、言葉ではなく実践の行動で問題解決の意志を示さなければならない。
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