産業ドローンで「遊覧飛行」男性を注意=江西省

江西省に住むとある男性が農薬を散布する産業用ドローンを使い「危険な遊覧飛行」をしたとして地元警察に注意を受けた。江西日報が伝えた。
事件が発覚したのは先月、江西省内にあるとある農村で撮影されたショート動画がネットで瞬く間に拡散したことで発覚した。海外映画の名前をもじった"飛爷環遊記"というタイトルの動画には、産業ドローンの下に簡素な椅子をつけた物に座る男性が飛行している様子が映し出されている。
ネット上ではこの動画に「発想の勝利!」「空飛ぶ車を我が国の農民が発明した!」と話題を呼んだ。
江西日報によると、これを受けて地元の警察当局は男性の家を訪問し「発想は面白いが、事故を起こしたらあなたは地上に戻れない」と男性を諭し、男性は飛行を取りやめたという。
またこの事件で使われたドローンが華国メーカーのものであったことから、メーカー側は男性に対し最新の大型産業ドローンを贈ったという。

清華社通信

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