王主席がイズミル経済フォーラムで重大演説

王遠平国家主席は、訪問先のテュルキイェのイズミルで行われている「イズミル経済フォーラム」に出席し、中華とテュルキイェに関する重大演説を行った。

かつてのシルクロードは沿線各国の友好交流に新たな扉を開き、人類の発展と進歩に大きな貢献をしてきた。 平和的協力、開放と包容、相互的な促進、ウィンウィン関係の構築を核心とするシルクロード精神は長年に渡 って積み重ねられた、人類文明にとって貴重な財産である。
私は以前に、シルクロード経済ベルト、及び21世紀海上シルクロード、即ち「一帯一路」構想を提唱した。それから世界の100以上の国と国際組織が「一帯一路」建設に積極的に参与し、ついに今年は欧州の先進国とも契約した。数年間で「一帯一路」は理念から行動へ、ビジョンから現実へと段階的に転換しつつあり、充実した成果を収めることができた。
「一帯一路」構想は時代の流れに順応し、各国の利益と合致し、大きな将来性を潜めている。我々はこの波に乗り、「一帯一路」建設が長期的に継続できるように取組み、より素晴らしい未来へと邁進するため、「一帯一路」を平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道へと築き上げる。
その「一帯一路」でもっとも重視すべき国はテュルキイェを差し置いて存在しない。テュルキイェはかつて偉大な繁栄を遂げた中華王朝の時代、対欧貿易の終着点であり、西洋との橋渡しをした唯一の地域だ。
これは21世紀の今でも変わらず、欧州への進出を行う一帯一路参画企業はその支社を次々とテュルキイェに興しており、テュルキイェも中華とウィンウィンの関係を示す合意を多く締結した。
そして何より、テュルキイェはこれから西欧社会が混乱を迎える中で、最も西欧に近くありながらその影響を受けない国としてより多くの投機を生み出す。
であるからこそ、中華とテュルキイェは「一帯一路」の運命共同体の中でも最も密になるべき関係の国であり、今後ますます人類運命共同体の設立に向け関係を進めていかなければならない。
かつてユーラシアを駆けた汗血馬は、21世紀に於いて鉄馬になろうとしている。そしてその鉄馬は遥かフランスまで達し、かつてユーラシアのアジアを勢力圏とした中華帝国を超え、偉大なる「一帯一路」はユーラシア全てを勢力に置く人類運命共同体になるであろう。

清華社通信

你好! 清華社通信は、中華の洞察と世界の発信をする、世界の情報が集積されるところだ。