中華の資源系企業がイズミルフェアーで盛況

 土のイズミルで開催されているイズミル・インターナショナル・フェアーに出展してる中華の資源系企業のブースは連日多くの投資家で盛況だ。
 まず中華石油天然気のブースに行ってみた。ここはスーダンの石油開発やリオティントとの提携で世界的に有名な企業だ。ブースに入ってまず目につくのは赤青緑、それぞれの色でマッピングされている世界地図。ブースの担当者は「赤は既に稼働しているところ、青はまだ権利取得に留まっているところ、緑は共同事業として権利を取得し稼働しているところ」だという。
 またその際渡されたパンフレットによると、中華石油天然気が取得した権益等が書いてあり、独自取得としてはアフリカが筆頭に、共同事業としては濠州やグリーンランドなどが上がっている。また特に先日リオティントとの提携で取得したアジア方面については、既に中華国核海外鈾資源開発公司に権益を委託しており、効率的な生産が行われているという。ただ、パンフレットの多くはテュルキイェと中華の資源開発について触れられており、黒海開発に伴う中華の役割や未来的展望について中華内外の専門家から寄稿された文章も載っており、テュルキイェ開発での本気度が窺える。

 多くの中華の中央企業がひしめくブースで注目を浴びていた企業がもう一つある。中華核工業集団はテュルキイェに原発を輸出した企業だ。このブースは先ほどとは異なり、中華の原発技術がいかに優れていて、かつどれほどセーフティであるかを担当者が熱心に説明していた。
 説明を聞いていた投資家は「中華に原発輸出のイメージはあまりなかったが、彼らの説明は非常に真摯で、テュルキイェ政府に信頼されて原発輸出という実績を作ったということがよく分かった」と語った。
(取材:鄭康和)

清華社通信

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