【速報】陳玉鳳中央政治局員を検挙

 清華共産党中央規律監査委員会は今日、清華共産党中央政治局員で清華共産党中央外事工作委員会弁公室副主任、清華人民共和国外交部常務副部長、前外交部中近東局参事官兼処長の陳玉鳳を「党と国家の信頼を大きく毀損し、自らの私利私欲で国際関係を一方的に掻き乱し、清華の互助的友好国際関係の構築を阻害する反党・反国家的行為を働き、中華民族の偉大なる復興の建設と人類運命共同体建設を目指す闘いに莫大な弊害を及ぼす反国家的・反民族的犯罪行為を働いた」として党の全役職から解任し、検挙したことを発表した。
 陳玉鳳は中近東局参事官の時代にイスラエルとの条約締結を指揮したことで知られている。中央規律監査委員会はこれについて「党中央と国家の支持に反き、自らの歪んだ差別感情と親族の営む貿易業に利するために、意図的に条約交渉を妨害し、両国の関係が悪化する原因を生み出した」としている。
 関係者の話によると、陳玉鳳は河南省出身。親族の貿易会社運営に携わる。親族の貿易会社は地元河南省に存在した開封のユダヤ人コミュニティとの間での関係がとても不仲であったことが知られている。
 また陳玉鳳はイスラエルとの条約締結を隠れ蓑に、海外の証券取引で数十億元以上の不正蓄財を行なっている容疑も掛かっている。
 中央規律監査委員会の関係者は「陳玉鳳の大規模汚職事件は、かつての令・周の不正摘発に並ぶ規模の汚職摘発になるだろう。我々は陳を中心に親族や関係者200人程度の事情聴取や処分を今後行うことになる」と明らかにした。

清華社通信

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